原発は反対です。そしてこれからの生活スタイル

東日本地震大震災は、東北地方を中心に
関東に至るまで大変大きな被害を与えましたが
地震や津波については、自然災害です。
何とかして、これらを乗り越えていかねばなりませんし
東北の人々の底力と、日本、そして世界中からの支援をもってすれば
必ず乗り越えられるものと思っています。

しかし、福島第一原発の事態は、明らかに人災であり
言い知れぬ不安と危険を全ての生物種に与え
しかも世代を超えた長期に渡って、負荷を与え続けていく危険すら有しています。

すべての生命や環境を脅かすほどの危険なものが
この狭い国土に、すでに54基も存在していたなんて
正直言ってこれまで知りませんでした。
いやはや、勉強不足とは恐ろしいものです。
※下図出典:チャレンジ!原子力ワールド
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そして、お隣の中国では11基の原発が現在稼働中で
今後新たに26基が建設予定だそうです。(2009年1/1現在)
※下図出典:テピア総合研究所
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ただ、こうした困難な状況をなんとか抑えようと
福島第一原発の現場で、必死で作業を行っている方々には
大変な敬意と感謝を感じていると同時に
東電も、必死に努力してくれている状況だと思いますので
何とか頑張って欲しいと思います。


そうした中、皆さんもすでにご存じかもしれませんが
とても勇気ある「声明」を表明している信用金庫がある、との報道を先日目にしました。

城南信用金庫 : http://www.jsbank.co.jp/topic/pdf/genpatu.pdf
是非一度読んでみてください。

個人として「反原発」と言う事は簡単にできても
組織が発言することは、それなりに勇気と覚悟が必要だったのではないでしょうか。

また、よく知らなかった事とは言え
これまでの私たちは「原発が供給する電力」にどっぷりとつかって
快適な生活を享受してきてしまった、とも言え
それらを断ち切った時、原発に代わる電力供給や、ライフスタイルをどうするか
といった問題に、現状では明快な回答を出し切れてないようにも思います。

そういう意味では、とても勇気ある声明だと思いましたし
地域に影響力のある組織の取り組みとして、価値が高いと思います。

ところで、声明文の中で、城南信用金庫さんの推進していく項目のひとつとして
「④緑化工事の推進」という項目があります。

確かに、仮にエアコンや扇風機に頼れないとなれば
頼りになるのは、やっぱり「樹木や森林」の存在です。

夏の暑い日に森林の中に入ると
急にひんやりとした涼しさを感じたことがある人は多いはずです。

しかし、私たちの仕事にも関連があることなので、少しだけ補足しますと
必ずしも「全ての緑化が良いこと」ではないことを
城南信用金庫さんにも、承知しておいて頂きたいな、と思います。
良かれと思ってやった「緑化」が
逆に環境を害することさえありますので。

例えば「地域にもともと存在しない植物種」を「緑化」と称して導入する場合
人は快適な環境を得られるかもしれませんが
「地域生態系」は乱れてしまう可能性もあります。

「緑化」を行う場合は、出来る限り「土地本来の環境」を再生していくことが大切で
そうした視点に基づいた「緑化」でなければなりません。

まずは、その土地の本来の環境(本来あるべき環境)とは何なのかを読み取り
どこから、どのような植物を導入し、どういった環境をそこに再生していくべきかを
検討していくことが大切だと思います。

また、「その場所だけ良くなった」だけでは意味が薄く
全体の一部として、「地域の生態系システムが自律的に機能していく」ようにしむける事が
大切だと思います。
そのための、その土地の在り方を考えていくことが、環境のデザインなのだと思います。

ちょっと話がそれてしまった気もしますが、とにかく私たちも原発は反対です。
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by lidesign | 2011-04-27 02:17 | 東日本大震災関連
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