カテゴリ:いきもの( 3 )

森での出会い

先日、ある施設の現場調査のため地方に行ってきました。

地域のポテンシャルを見つけるべく、色々歩き回ってきたのですが
近くの森林の中を巡っていた際
ふと森の中から、何となく視線を感じて見てみると。。。


野生のニホンカモシカがこちらをジーっと見ていました。
この距離感が絶妙でした。

f0141191_2353960.jpg

しばし、お互いに目を合わせ、この状態で見つめ合ったまま静止状態。

ニホンカモシカは、比較的視力が弱いため
じっと見つめる傾向があるそうです。

森の中を歩けば、我々は気が付かないかもしれませんが
実は色々な生きものが、誰が自分のテリトリーに来たのかと
茂みの中からジッとこっちを見ているのかもしれません。

森には、私たちの入り込めない領域があり
その奥深さに、私たちは時に圧倒されると同時に
言い知れぬ神秘すら感じることがあります。
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by lidesign | 2011-07-16 00:42 | いきもの

スズメが減ってきている?

f0141191_14284682.jpgうちのベランダに2匹のスズメが
やってきました。
夫婦でしょうか?親子でしょうか?

ベランダのコンテナに繁茂しているヤハズエンドウとホトケノザについた「アブラムシ」を食べに来たみたいです。

実は、このヤハズエンドウとホトケノザには「アブラムシ」が大量についていて「これどうしようか。。。」と話していた所でした。

「その事態」を聞きつけたのか
あるいは上空から「アブラムシ」が見えたのか、、、
よく分かりませんが、まさにタイムリーにこの2匹のスズメが訪れ、せっせと何かをついばんでいるのです。



見つからないように、そ~っとガラス越しから撮影したので、いまいち不鮮明な写真で恐縮ですが、必死に何かを食べている様子が伺えました。

そして、彼ら(スズメ)が飛び去った後に、ヤハズエンドウとホトケノザを見てみると。。。。。

あれほど「大量」についていたアブラムシがほとんどいなくなっているではないですか!

f0141191_1433465.jpgおまけに、土の中に隠れていた「ヨトウムシ」を引きずり出して食べていたのも確認できました。

この「ヨトウムシ」は、
近くに植えていた「ビワ」の葉を食い荒らしていたのですが、スズメの来訪以来、そのビワの葉は食害にあっていません。

身近な食物連鎖を見た思いでした。

※右の写真は、土の中から「ヨトウムシ」を
  引きずり出しているところ。


スズメは、穀物を食い荒らす害鳥と捉えられると同時に
農作物に対する害虫を食べて、害虫の大発生を抑制したり
雑草の種子を食べたりする益鳥でもあります。

中国では、1950年代にスズメを「害鳥」と見なして大量に駆除したところ
その年は「大凶作」に見舞われたそうです。
天敵がいなくなり、害虫が大発生したためです。
そのため1960年には、スズメは駆除の対象から除外されたそうです。(Wikipediaより)


ところで、、、このスズメが「最近減ってきている」と言われているらしいです。
超普通種であるスズメが本当に減ってきているのでしょうか?

立教大学理学部・特別研究員 三上修氏によると1990年と比較して「半減」したそうです。
これは、「とても大きな数字」だそう。

三上氏によると
「スズメのような身近な鳥」が減少しているのは大きな問題だという事です。
はっきりとした原因はよく分かっていないようなのですが
エサ場となるような草地や農地が減少したことも原因のひとつらしいです。

確かに、市街地や住宅地の草地は減少傾向ですし
加えて農地も減少してきている上に
多くの慣行農法では雑草がきれいに刈り取られていることが多いですから。。。

つまりは、エサとなる「雑草の種子」や虫などが減る一方という事なのでしょう。


f0141191_1441072.jpgスズメは、「人が生活する空間」と重なって生息しています。
つまり、奥深い森林や人が生活しなくなった廃村などには生息していないそうです。

このように人と生活空間を共有してきたスズメの減少は
何を指標しているのでしょうか?

彼らの減少は、人の生活環境が劣化してきていることを静かに示しているのかもしれません。
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by lidesign | 2011-05-18 14:47 | いきもの

ナナホシテントウの羽化

f0141191_1272513.jpg近所の公園で、ナナホシテントウの羽化に出会いました。

ナナホシテントウの成虫の姿は
おなじみの赤っぽいオレンジ色の翅に、黒丸が七つあるキュートな姿ですが、羽化直後は黄色をしてるんですね~。

いや、いい色してますね。
敵の多い自然の中では
今が最も危険な状態なのかもしれませんが。
頑張れよ~、ナナホシくん!

f0141191_2373847.jpgキイロテントウという種もいますので、最初はそれかな~?
と思って覗き込んだのですが、違いました。

羽化直後の姿に、これまで出会ったことがなかったので
なんか嬉しくなりました。
羽化直後のこの黄色い姿にはあまり出会いませんよね。
※左の写真がおなじみの成虫の姿

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このナナホシテントウは、よく知られているように
アブラムシをよく食べてくれます。
前述のキイロテントウも
ウドンコ病菌などの菌を食べてくれるそうです。

様々ないきものが、それぞれに様々な役割を持っています。

※右の写真はさなぎの抜け殻
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by lidesign | 2011-05-09 01:36 | いきもの