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ホームページ開設のお知らせ

ホームページようやく開設しました。

仕事の合間をぬいながら、少しずつ自分たちで作っていったのですが
予想以上に、時間が掛ってしまいました。(汗)
まだまだ十分ではありませんが、今後順次UPしていく予定でいます。

WORKSなども、まだきちんと撮影に行けていない現場もありますので
こちらも準備が整い次第、順次UPする予定です。

これからもよろしくお願い致します!!

LIデザインアソシエイツ Website : http://lidesign.jp
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by lidesign | 2008-09-24 23:52 | お知らせ

「静かなる戦略」

f0141191_20273513.jpg庭にとって虫は「厄介もの」で、私たちを含めて、自然と距離感のある現代のライフスタイルの中では、どこか気持ち悪い別世界のもの。時に私たちにとっても「頭の痛い存在」になってしまう事もあります。
でもそんな虫にも、自然界においては重要な役割があって、「人を含めた生態系」のバランスをとっていることは、そうたやすく理解される事ではないかもしれません。

その虫たちが、9月に入って、ざわめきだしました。
ソメイヨシノについたモンクロシャチホコ、シャラについたチャドクガ、バラについたチュウレンジバチ、サンショウについたナミアゲハ・・・たくさんの幼虫たちに出会い、どこかむずかゆ~い気分の一日を過ごすことが多くなりました。

私たちは、無農薬、無化学肥料での庭の管理をお勧めしています。
ですので手入れや管理を請け負っている庭では、こういった青虫、毛虫は、自然に任せて天敵に退治してもらうか、自然農薬での忌避か、捕殺(手で取ってつぶす)をしています。
無農薬管理への変換期など、自然のバランスがとれるまでは、捕殺で大繁殖を控えるのが一番効果的です。

(注:ツバキ科につくチャドクガは毛虫の中でも毒毛をもっています。(ちなみに桜につくモンクロシャチホコは、毛虫ですが、かぶれたりしません。)ので、毛に触れるとかぶれてかゆくなります。ゴム手・長そで・長ズボン・帽子の完全防備にて挑んでください。脱皮して残された毛でもかぶれますので早めに除去することをお勧めします。もし触ってしまったら!!かきむしると毛が広がって、かぶれが広がるので、ガムテープでペタペタと丁寧に取って下さい。シャワーで洗い流すと、水にのって流れたところがかぶれます。ひぃー)

とても手間のかかることかもしれませんが、最も大きなメリットは「農薬による人への健康被害」と「環境汚染」の心配がないことです。また、「他の益虫」や「有益な土壌菌」を殺したりする心配もありません。でもこれらのメリットって「目に見えにくい」ので、あまり気付かれる事がないのが難点なんですよね。。。

しかし、なにかと忙しい現代人。。。
それが手に負えないようなら、「病害虫のつきにくい植物」を選んで植えるといいと思います。

つまり、「その地域の自生種」です。

元より環境に適していて、地域生態系の一部なので、病害虫がつきづらい傾向にあると思います。最近、「食の安全」が問題になっていますが、「庭の安全」も身近な環境問題として、隠れた重要なテーマである気がしています。
無化学肥料・無農薬、これが本来の、ごく自然で無理のない庭の在り方のようにも思います。

ところで話は変わりますが・・・
ナミアゲハの幼虫って見たことありますか?

右の写真「ん?サンショウの枝に鳥のフンが?」・・・っと思いきや!
f0141191_0375291.jpgよぉく目を凝らしてみると幼虫です。

「おぉ!遠目なら鳥のフンそっくり!」 だからおもしろい。(擬態といいます)
白と黒のまだら模様で、鳥のフンになりきっちゃってます。(笑)

「鳥のフンが一個、二個、三個かあ。。。。。」

なんて油断していると、数日後には葉を丸坊主にされ、美しい緑色の幼虫へと脱皮をします。
こうなると、けっこう神秘的なお姿に見えなくもありません。(下の写真)

f0141191_0381060.jpgそれにしても擬態っておもしろいですよね。
ただの幼虫だとすぐ鳥に見つかってしまいますが、「鳥のフン」ならつい見過ごしちゃいますもんね~。
卵から孵って成虫になれるのは、わずか0.2%といいます。
生き残るための必死の戦略なのでしょうが、とにかく関心してしまいます。
どの時点で「鳥のフンになりきろう!」って思って、どうやって進化をしてきたんだろう・・・。

庭の虫たちも、時には違う見方をしてみるとちょっと楽しいものです。
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by lidesign | 2008-09-21 00:47 | 植物の生長・カンサツ・利用