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並木と歩道のデザイン

f0141191_1258487.jpg大分寒くなってきたが、近くのイチョウ並木が黄色に染まっている。


去年はギンナンを拾って
美味しく頂いたのだが
今年は、「明日拾おう」とか、「来週拾おう」とか言っている内に
ついに拾わずじまい(苦笑)。。。

食べすぎは禁物らしいが
とっても美味しいし
買うとなると結構高かったりするので
結構拾っている人もいて
早く拾わないと、ありつけなかったりする(笑)。


歩道なので、人の行き来が多くなる前の、早い時間帯に収穫するのがコツかも。


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黄色の葉で、歩道が彩られている風景は
さながら「黄色の絨毯」(上の写真)が
「期間限定」で敷かれたようで見事だけど
一方で、沿道の住民の方は、「落ち葉掃除」が大変だろうな、とも想像してしまう。

歩道のどちらか一方に、ちょっとした幅の
連続した「土の部分」(草地か低木のグリーンベルト)を設けて、「そこに掃き入れるだけでいい」
といった設計はスペース的に難しいのだろうか?



落ち葉は、その土地に戻すのが一番いいと思うのだが、残念ながら、そうしたコンセプトを感じる歩道のデザインはあまり見かけない。


落ち葉をそのままにしておくと
害虫がそこで越冬するための住みかになってしまうので
落ち葉を撤去して処分するとか、よく聞くのだけど
やはり、僕らの住む世界の「根本的なシステム」自体が循環なんだから
その「システム」を「シンプルな発想」で活用するほうが簡単だし
無理がないんじゃないかと。。。


つまり、低木や草地のグリーンベルトは、美観のための緑地にとどまらず
出来る限り、そうした循環の機能を有すべきであって
そこがデザインのしどころだと思う。

確かに、現状の歩道のような状態では
風で落ち葉が飛んでしまったりするだろうから
そうした対処も含めて「デザイン」として処理することは、十分に可能だし
むしろおもしろいところでもある。

歩道・緑道のデザインはおまかせを(笑)
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by lidesign | 2009-11-21 15:50 | 環境とデザイン

都市の中庭

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先日、お世話になっている取引先の方々と
食事のついでに、最近出来た丸の内ブリックスクエアを訪れた。

丁度その時、デジカメが壊れていたのと
夜だったこともあり、携帯ではうまく写らなくて
写真が撮れなくて残念だったけど
なかなかいい雰囲気で
かなり多くの人で賑わっていた。

※写真は丸の内ブリックスクエアHPから抜粋



丸の内ブリックスクエアは、三菱地所さんが開発を進めてきた「丸の内パークビルディング」の商業ゾーンで、中でも、忠実にかつての姿を再現した「三菱1号館」が印象的な場所。


この三菱1号館の設計は、ジョサイア・コンドル氏で
1894年に竣工した「丸の内で最初のオフィスビル」だそうだ。

英国ヴィクトリア時代のクィーンアンスタイルの、いわゆる「洋館」なのだが
残念なことに1968年に、一度解体されてしまっている。

それを今回の開発で、忠実に復元されたのが、この三菱一号館。
美術館として再生されるらしい。


「歴史的な建築物の保全」は、まあ、たまに聞くけど
わざわざ「忠実に復元」するというのは、それほど多くなく
(知らないだけかもしれないけど。。。確か東京駅舎は復元だと思う。)
やはりそれは、「新しいもの」や「これまでに無かった空間を見出そう」とする建築デザインの宿命のようなものもあるのかもしれない。

設計者というものは、良くも悪くも、自らの考える空間性というものを実現したがるもので
それがデザインや都市を「進化」させていくものだと思うけど
一方で、全体を俯瞰しながら、価値あるものについては
「そのままのカタチで継承していく勇気」も必要なようにも思う。

そうした意味では、今回の「一号館の復元」は価値があったのではないだろうか。
実行した関係者の方は、おそらく街の歴史といったものに眼を向けて
それを新たな開発においても「継承」していこうとしたのではないだろうか。



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さて、この丸の内ブリックスクエアには
この一号館とアネックスに囲まれた
「中庭」がある。

※写真は丸の内ブリックスクエアHPから抜粋




日本には、都市の中に「広場」と呼べるような空間が、元々少なく
むしろ、街路がそのまま小広場となるような「路地の魅力」や
「辻広場」「道広場」、「社寺の境内」「公園」といった概念の方が、一般的なように感じる。

東京は、多様性と奥行きがあって、大変魅力的な都市だけど
一方では混沌、雑然とし、人が多くて、疲れるスペースも多い。
例えば、僕なんかは、「渋谷はダメな派」である(笑)。

こうした都市のスペースに、商業施設と一体となった広場や中庭があると
東京はもっと魅力的な都市になるだろうし
商業空間としても「集客力」がアップするのではないだろうか?
都市空間や商業施設は、エキサイティングな部分と
ホッとする部分の両軸で、より魅力が深まるように思う。


東京は「路地的な迷路性」や、「奥行き」に満ちていて
「パーソナルな空間の魅力」には事欠かないけど、
こうした「パブリック性の高い空間」は、まだまだ乏しいし
意識もそこまで行っていない様に思う。


確かに地価が高いし、土地が大変貴重なので、困難な面も多いと思うけど
もっと「魅力的な広場」があってもいいと思うし
その価値を事業者の方々により理解して頂けると
商業施設としても、街としても価値が高まっていくような気がする。


この「一号館広場」は、夜だったこともあって、細部まではよく見てこれなかったけど
なかなかいい雰囲気だったように感じた。


少し残念だったのは、床のインターロッキングの素材感が、正直ややチープに見えた。
これは経時によって味わいが増してくるのかもしれないが
一号館をあそこまでこだわって復元するのであれば
床の素材も、もう少し何かあったのではないかな、という気がした。
床の素材感は、意外と空間全体に大きな影響を与えるものであるから。


あと、シラカンバが植栽されていたのが、ちょっと気になった。
シラカンバは、北海道から中部地方まで分布するが
やや標高の高い、冷涼な気候の土地に自生する種であり
どちらかと言えば、深山に生える種である。

確かにジャクモンティという暖地系の種もあって
たぶんそれなんだろうが
個人的には、「都市のど真ん中」にはどうだろう?って感じかなあ。。。

排ガスなどの大気汚染に弱く
都市環境には向かない上に
先駆植物で、元々生長が早くて寿命が短いため
都市環境下では、さらに寿命が短くなると思うのだが。。。

確かに白い幹がさわやかで、商業空間として採用したい気持ちは良く分るので
まあ、「環境の骨格」じゃなければいいとは思うんだけど。。。

問題は、そうしたことを知った上で
商業空間の魅力を高めるために、「あえて」植栽しているか
それとも全く意識せずに「単純に見た目だけ」で採用してるかどうかだろう。


いずれにしても、都市の広場には、サスティナブルな都市緑地としての側面もあるわけで
プロとしては、空間の魅力を考えるのは当たり前で
ベースに地域植生や都市緑地の機能や意味も考えて、樹種の選択をしたいものである。

今度、昼間にゆっくり見てみようと思う。
もっといい植物があったのかもしれないし、昼の表情はまた違うと思うので。


あと、「ザ・ペニンシュラホテル」も見てきたんですが、長くなってしまったので
それはまた後で、ということにします。
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by lidesign | 2009-11-11 15:17 | 環境とデザイン

デジカメが壊れた

ずっと愛用していたデジカメが急に壊れた!!

レンズが出たまま引っ込まない。。。



使ってたのは、RICOHのCaplio G4wide。

今ではもう、とっても古い機種なんだと思いますが

当時、建築家の黒川雅之氏がデザインしたもので

広角28mmのズームレンズが気に入って購入しました。



もう何年も使ってきて、現場でもガンガン地面に落としたりして

結構ハードに使ってきたし、ボディに傷も目立ってきていたので

そろそろ買い替え時期だな。。。とか思ってたら、丁度壊れてしまった。



デジカメは仕事で必需品なんで、すぐに買わねばならんのですが

何を買おうか、結構迷ってます!!

詳しい人に色々聞くと、RICOHのGX-200がいい、という意見が圧倒的に多いのですが

使いこなせるかどうか、若干の不安が残ったりして、未だに迷ってます(苦笑)。


今、気になってるのはCANONのS90。

あとRICHOのCX2、またはLumixのLX3かなあ。。。

もし詳しい人いたらアドバイスを。
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by lidesign | 2009-11-03 21:56 | 雑想