超天然アロマ★

f0141191_1255823.jpg近所にある「無人販売所」。結構お気に入りの場所です。
田舎の農家の庭先で手に入れれるような季節の野菜や、果物、時には山菜が置いてあったりします。
野菜や果物や置きっぱなしで、お金もペットボトルに入れといて。なんて・・・・・なにかと殺伐としたニュースが多い中、こののどかぁ~な雰囲気にホッとします。

そこで昨日出会ったのが、「柚子」
さっそく買い占めて帰ってきました。・・・といっても小ぶりのユズが7個ぐらい入ったのが、3袋だったので、占めて300円のお買い上げ!

帰ってきてそのままドカッと置きっぱなしにしていた柚子ですが、。近くを通るたび通るたびに、ぷう~んといい香りが~~~。

これはほっぽっといてはモッタイナイ、ということで
うちの小さな事務所で柚子の香りを焚くことに(もちろん火はつけていません)!
ん~♪いい~香りの中の仕事ははかどります。

今日の夜はやっぱり柚子湯でしょうか♪ 
そう、今日は「冬至」。一年の中で昼の時間が一番短い日です。
生憎の天気ですし、冷えた身体をぽかぽかに温めて、風邪知らずの日々を送りましょー。

残りは柚子茶か、柚子酒にしようか・・・
一年に一回しか訪れないからこそ「季節の楽しみ」って見逃せないですよね。

ちなみに、柚子を実生(種)から育てると、実がつくまでに15年はかかるそうです。チャ、チャレンジしてみます?
早く実を楽しみたい方は、実の付いた苗木を買った方がいいかもしれません。

さらに欠点は、枝にするどい刺があります。無防備に触ってしまうと結構痛いので、油断大敵×小さなお子さんがいる家庭には不向きかもしれません。

あとこれは欠点なのか、環境教育になるのか・・・
アゲハ蝶の幼虫がつきます。大きいので、はじめはギョッとしますが、よく見るときれいな色にきれいな模様に、きれいなお姿に・・・自然の美を感じることができます。

しかし! 葉を食べられすぎると柚子の生育に支障が・・・汗っ。 幼木のうちは、丸裸にされないよう気を付けてくださいね。
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# by LIdesign | 2007-12-22 15:02 | 植物の生長・カンサツ・利用

講習会が開催されました☆

f0141191_1336547.jpg10月1日にソフィアフィトセラピーカレッジにて、「はじめてのハーブガーデニング」第3回目の講習会が行われました。
←講習会の模様はこんな感じでした!と載せたかったのですが、すっかり写真を撮るのを忘れ、生徒さんの作品も撮るのを忘れ・・・・スミマセン・・・。
(なので、講習会風景の写真は第2回目のものです)


f0141191_13364019.jpgハーブをどんどん殖やして、どんどん利用しよう♪ということで、「殖やし方」や「収穫時期・方法」を勉強しました。
「種まき」は皆さん、未知の世界だったようですが、この母性をくすぐる感★
・・・何はともあれ、パラパラっと春播きしてみてください~。
(←春播きの方が、発芽してから大きくなるまでの期間が短いので、楽しめます。播種時期守ってね。)

講習会の最後に、生ゴミ堆肥についても少しご紹介たんですが、皆さんとても熱心に質問していただいて、うれしく思いました。
「土に還る」せっかくの資源を燃やしてしまうのは、モッタイナイことです。
生ゴミやハーブの剪定枝を自分の家庭でたい肥化して、土に還す。そして植物は育つ・・・。この循環って大切ですよね。地球の掃除屋さん(微生物)もきっと喜ぶことでしょう★

また来年の春から、3回シリーズで、土作りや病害虫に重点をおいて開催しますので、参加お待ちしています。


~宣伝♪~
10月10日(水)に植栽プランニングの講習会を開催します。
興味のある方はこちらを、ご覧ください★

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# by LIdesign | 2007-10-06 13:49 | お知らせ

耳寄りな話

f0141191_1543835.jpg今春、幸運が重なって、2010年春オープン予定の『アグリビレッジ』の現場を案内していただいきました。

市街地から目と鼻の先に、想像できない風景がぽっかりと存在していました・・・。

f0141191_15473762.jpg里山、棚田、牛舎、日本家屋、納屋、蔵、石垣・・・と、「日本の景の美」の象徴といえるアイテムが勢ぞろい。さらに設立予定地の背には、東京都の緑地(1000ha)という広大な緑地。

ここまできれいに牛舎や家屋が残存しており、この緑豊かなロケーション、湧き水も飲めるほどきれいな水。・・・そして都心からも近いなんて、なかなかお目にかかれません。最高です!絶対に失ってはいけません。

この貴重で美しい里を、農・食・生き物・セラピーが有機的に連携し、「美しき村」として再生・保全していくのがこの「アグリビレッジ・プロジェクト」。

「日本原風景の保全」、「汗まみれ、泥まみれになりながらの農業体験」、「その野菜を使ったエコクッキング教室や日本版オーベルジュでの至福のひと時」、「植物や昆虫から土壌生物までのあらゆる生物に触れることによるバイオセラピーの実践」、「石油に頼らない、炭焼きや水力発電の自然エネルギーの利用」などなど・・・

「現代社会が追いやってきてしまった、大切なもの」 がぎっしりつまった宝箱のような空間が出来上がる予定です。そしてこれはアミュズメントパークではなく、実際の生活空間でもあります。

この地を訪れることによって、「人と自然とのいい距離感」がわかり、「人が人らしく生きる居場所を見つける」場所となってくれたらと、私も期待で胸を膨らませています。

ちなみに食い意地が張っている・・・!?私が特に楽しみにしているのは、自分たちで手塩にかけて育てた野菜が、シェフによって美しいひと品に変身♪ それをこの最高★のロケーションの中味わえるというオーベルジュ。ま・さ・に・「極上」だと思いませんか!?ジュルッ 


!なんと幸運なことに!
バイオセラピーの一環として、民間薬として利用できる「薬草園」を計画、提案させていただく予定です。
昔は人と自然は仲良く共存していたはず。身近な植物を利用して私たちの身体や心の健康を維持することを広く知って欲しいと思っています。

2010年 春、オープン予定です。 乞うご期待。
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# by LIdesign | 2007-09-19 16:45 | 環境とデザイン

緑の魔力

f0141191_1383747.jpg3年前玄関前に植え込みを行ったK邸から「ジャングルになってる・・・」との連絡が入りました。

この場所は、玄関前にあるわずかなスペースを植栽帯にし、緑豊かな家構えを提案。施工を行いました。

越してきたばかりの家主さんでしたが、この「緑」を作ったことによって、道行く多くの人が声をかけ、今ではすっかり地域に馴染んでここでの暮らしを楽しんでいるそうです。

特に「コンボルブルス」という多年草の草本植物が、すこぶる生育がよく、開花時期には木々の根元を、薄紫の花で株一面!!!に覆いつくし、それは見事★だそうです。
「これがなくなったら、私生きていけないっ!」というほど、Kさんの自慢のひとつになっていました。

ちょっとしたスペースでしたが、緑を植えたことで、Kさんの生活を彩り、地域の人も喜んでくれたこと・・・・・・・この仕事をやっていてよかった~。と思える瞬間です。

このコンボルブルスをご近所さんにもおすそ分けしたそうで、そこでもきれいに根付いていました。緑の魔力がじわじわ広がっているようですね。ウフフ★


さて、今回ジャングルになった緑を少し散髪して、きれいにする手入れをお願いされました。

特にその中でもオリーブの生育がこれまたすこぶる良くて(・・・良すぎて)道路に傾いてしまっていました。
「近所のおばさんに「これ邪魔だから切って」と言われた」と言っていましたが、確かにこれは邪魔になる・・・。
後日オリーブの剪定と支柱を立て、皆に愛される緑になるよう★メンテナンスを入れることにしました。

「・・・だけどね、近所の子供とお母さんが来て、「これ切っちゃいます???」って聞かれたの。オリーブの木にアゲハ蝶の幼虫がいて、子供が楽しみにして、毎日観察してるんだって。」とKさんが・・・。

私がいる時も、自転車に乗った子供達が寄ってきて、これはなんの幼虫か!?と議論を展開しはじめました。「○○君はアゲハって言ってた!」「○○君はススメガじゃないかって」って、それはそれは、夢中になって話していました。子どもの中でこの幼虫クンが話題になっているなんて・・★

宣誓!そんなキラキラした子供たちのために、幼虫だけは傷つけないよう、手入れしたいと思いますっ。

蝶ちょになって巣立つ時まで、あたたかぁい眼で見守ってあげましょう。
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# by LIdesign | 2007-09-19 13:17 | 環境とデザイン

講習会のお知らせ

L.I.デザインの吉岡智美が講師を担当する、2007年秋の講習会のお知らせです。

場所は自由が丘駅すぐにあります、「ソフィアフィトセラピーカレッジ」3階。
1階はグリーンフラスコのショップがありますので、・・・オカイモノモタノシメチャイマス★

ハーブを育てること、そしてハーブに育てられる私たち。そんな魅力を少しでも多く伝えられれば、と思っています。

ご参加お待ちしています♪


『ハーブの雑草ライフ』

ハーブガーデンの美しさは、野にある風情、野にある美しさをもっていることです。

ハーブは道端の雑草のように旺盛に生育します。
どんどん利用することで、ハーブも喜んでいるかのように生長してきます。

殖やし方のコツを知って沢山殖やし、沢山収穫し、ハーブとフレンドリーな関係を築きましょう。
ハーブの殖やし方、そして収穫方法を学びます。

さらに、種まきガーデニングへの第一歩を踏み出してみませんか。
種まきは、「苗物を買ってきて植えつける」とは違う別の物語があります。
永い眠りから目覚めた生命はどんな物語をつくるのでしょう・・・。

f0141191_10472950.jpg★実習・・・土に、ハーブに触れましょう。 
『黄金の輝き・秋色のハーブガーデン』  

ハーブは薬効ばかりでなく、時には人の目を楽しませてくれるものとして利用されます。
視覚的にも美しい、イエローハーブガーデンを作りましょう。
メランコリーになりがちな秋、私達の感性に彩りをあたえてくれる、色のもつ効果を実感してください。

日時: 10月1日(月) 14:00~16:00
場所: ソフィアフィトセラピーカレッジ 3階 (自由が丘駅すぐ)

*詳しくはこちらをご覧ください!



さらに・・・! ハーブガーデニングのステップアップ講座が始まります♪

『簡単にできる!ハーブプランニング術』
ハーブ栽培の基礎知識をお持ちの方対象に、ハーブガーデンの植栽プランニング方法を習得し、更にステップアップしていただく為の講座です。

誰もが「心地良い」ハーブガーデンを作りたい!と願うものです。

でも店先に並んでいたハーブを思いつきだけで選んで並べていくだけでは、結果としてなんだか「ゴチャゴチャした空間」に終わってしまいがちです。

植栽プランの「組み立て方」や植物本来の美しさを最大限に生かせる「空間構成」を学び、あなたのベランダや庭を、人も植物も心地よいハーブガーデンに変えてみませんか。

今回は、ちょっとした庭先やベランダでの小さな「ヒーリングガーデン」をテーマとし、チャート式で、初めての方でも解りやすく、そして応用しやすく習得していただけます。

●ハーブの選び方  ●育てやすいハーブ  ●センスよく見える「ハーブあわせ」のポイントとコツ(性質/花・葉の形/色) ●コンテナ・庭への植栽の「知っておきたいポイント」や「注意点」  ●コンテナのセンス良くおさまるレイアウト術  ●ヒーリングガーデンとは  ●チャート式・植栽プランニングの「基本的な考え方」と「組み立て方」  ●簡単な植栽図の書き方 など

10月10日(水) ・11月 7日(水) 14:00~16:00
6,800円(2回分)

お申込みはこちらまで!


12月5日(水)には「ソフィアガーデニングクラブ・お茶の会」も開催されます。
ちっちゃなポインセチアのお土産付きです♪
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# by LIdesign | 2007-09-19 11:20 | お知らせ

自家製タンポポコーヒー

今年の春に畑の片隅に「西洋タンポポ」の種を蒔いた・・・

タンポポコーヒーとは、タンポポの根を乾燥後、ローストしてお湯で煎じていただく。
ローストした風味が、コーヒーに似ており、ノンカフェインのコーヒーとして美味しくいただける。
根の収穫時期は、少し根が太った来春以降の、開花直前に根を堀り上げるのが良いのだが、待ちきれず、時期はずれに根を堀り上げてみた。

f0141191_17162159.jpgこの写真、ゴボウじゃないですよ・・・。

道路際の過酷な状況でも生えるタンポポだけあって、ふかふか土の畑に蒔こうものならすくすく、すくすく・・・。おっきくなるんだな、これが・・・。

春の新芽はサラダに少量入れると、苦味がアクセントになって美味しい。あんなコンクリートの間からニョキニョキ顔を出しているから、食べるなんてあまり考えなかったけど、ビタミン、ミネラルがとても豊富な食材。
ちょっと固くなった葉はナッツ類と炒め物に。お気に入りだ。
花もエディブルフラワー(食用花)に利用可能なので、サラダに散らしてきれいな黄色を彩りに。または酢の物に添えるといつもより数段、素敵な一品に仕上がる。

さてさて、肝心のタンポポコーヒー♪
タンポポは直根性といって、1本の根がま~っすぐながぁく伸び、何メートルにも及ぶ。

ちなみに直根性の植物は移植を苦手とする。まっすぐ一本の根しかないのでその根を切られるとダメージが大きく、枯れる場合がほとんど。(他の植物は根が多数枝分かれしており、少々切られても復活しやすい。)なので道端の西洋タンポポを自宅で・・・と掘り上げて持ち帰ったところで、上手く根つかない。間違って絶滅危惧種の関東タンポポを掘ってしまってもいけないので、自宅で育てたい場合は、種を採って蒔くこと。西洋タンポポは萼が反り返る。道端で見かけるのはほとんど西洋種。日本タンポポは、花の萼が垂れ下がらず、花全体を包むように椀型をしている。間違っても根こそぎ採取、なんてことのないように。

その根を切らないように、深く掘っていくのだが・・・
今回は畑の「ふかふか土」だったから容易に掘り起せたが、そこら辺の道端とかだったら根を切らずに堀上げるのは、中々大変な作業かも。

掘り上げた根、案外太っていたので、さっそくタンポポコーヒーに。

f0141191_17172155.jpgタンポポコーヒーの作り方

①根をよく洗って泥を落とす。
②細かく刻み、天日干し。2~3日でカラカラの状態に
③フライパンでじっくり炒る。*弱火で焦がさないように、じっくり20分

出来上がり♪

f0141191_1719571.jpg右が自家製。左が商品。

あとは、お湯で煎じて、美味しいタンポポコーヒーの出来上がり。

自分で育てて、掘り上げて、乾燥させて、ローストして・・・・
・・・市販品より美味しいと思った! ←自画自賛の精神が相乗効果★といったところだろうか。

タンポポの根は強肝、強壮作用が期待できると・・・
汗をかいた仕事の後のビール一杯!は辞められそうにもないから、タンポポさんにすがって肝臓強化といきますかっ。
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# by LIdesign | 2007-08-06 17:53 | 植物の生長・カンサツ・利用

畑のこと・・・その1「4.6×6mの小さな畑」

f0141191_1555194.jpg
近くに小さな菜園を借りている。
この小さな畑、ご覧の通り草がボウボウ!!!でも「手入れを怠って」って訳ではないので、ご注意いただきたい。

『自然栽培実験中』の畑なのである。

自然栽培とは、「不耕起・無肥料・無農薬栽培」

自然栽培は分かりやすく言えば、自然の野山の中に種蒔いて、野菜を育てるような栽培方法だ。雑草も敵対植物ではなく、「友好植物」として共生させる。土を耕すのはミミズや植物の根がしてくれる。自然の生態系、土や野菜の持つ力を生かしての栽培方法だ。雑草取りも結構楽しいものだが、何かと忙しい私達。楽してしかも収穫でき、環境的にも望ましいとなれば、試さない手はない。

「耕さない・雑草は抜かない・肥料はあげない。」なんて、今までの常識から言うとそんなんで野菜が育つの!?と思いませんか。
だから試してみたくて畑を借り、只今実践中!

・・・と言っても、ここは借地の菜園。
今の場所は去年12月から借りていて、その時は裸地の畑だったので、いい土壌環境は成り立っていないのが現状。自然栽培でも有機栽培並み、それ以上の収量が見込めるとされるが、切り替える際に土中の微生物が一時的に減少して収量が落ちるので、有機栽培並みの収量になるには、3,4年・・・もっとかな・・・はかかるそうだ。

なので完璧な自然栽培ではなく、不耕起で雑草とも仲良く共生させているが、野菜を植える付近のみ堆肥を施用、少量の有機質肥料の施用、を行っている。だから、「自然栽培」と言ったところ。
試行錯誤しつつ、楽しみながら育てている。

f0141191_35983.jpg今の収穫物はゴボウ、いんげん、なす、きゅうり。 ・・・枝豆が膨らみかけている♪


・・・利便性のよい現代。面倒な事は嫌われる。「野菜を手に入れる」のは、スーパーに行けばたった5分の作業。だけど時には土まみれになって、汗かいて、手間暇かけて自分の食糧を作りだす。そんなアナログな場面があってもいいと思う。案外心地よいことに気付かされる。

・・・どんな情報でも気軽に手に入る現代。野菜づくりだってマニュアル通りやれば、卒なくこなせることも多い。だが私たちは最近、野菜づくりの教科書を網羅せずに畑に出かける。上手く育ったり、上手く育たなかったり・・・。そうすると、失敗したからこそ、何でこうしたほうが良いのかというのが分かってまた楽しくなる。ぶらり寄り道したからこそ得られる、密かな楽しさがある。
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# by LIdesign | 2007-07-21 04:08 | 植物の生長・カンサツ・利用

コミュニティガーデン

今年5月、都市のど・真ん中に『コミュニティガーデン』がオープンした。
場所は、神奈川県川崎市川崎区にある富士見公園内。川崎駅周辺の繁華街から徒歩20分ほどの場所にある。
ここの運営管理をしているNPO法人のボランティア活動に参加している。

田圃・畑・花壇が整備され、花卉や野菜・稲を育てるのと同時に、近隣同士のつながりを育んでいき、次第に地域の絆をも深めていく。というガーデンであり、市民自らが創りあげていくプロセスを重要としている。

f0141191_3553954.jpgコミュニティガーデンとは・・・
●様々な人が集う「地域の庭」としての緑空間
●地域社会参加へのきっかけづくりの場
●地域コミュニティ再生の場
●生きた社会教育の場
●環境問題への貢献


f0141191_332686.jpg地域によって色々な要素のコミュニティガーデンがあるが、ここは元々工場跡地。去年までは木が生い茂りすぎ暗く、ホームレスのたまり場になっていたそうだ。
久しぶりに通りがかった方が「ここ随分明るくなったのね!前は近寄れなかったのよ。」と喜びの声を言っていた。そういったホームレスの自立支援の場としても今後活用するそうだ。

f0141191_3323667.jpg更に、特徴的なのは有機無農薬での栽培を試みている。←行政としては日本初の試みらしい!
作業する方、周辺住民、遊びに来る子供達に安心・安全なガーデンだ。

循環型社会の形成として、近隣の小学校から給食残渣をもらい、堆肥化している。秋には公園内の落ち葉を集め、腐葉土づくりも行っていく予定だ。

しかしオープンしたての今年は、まだまだ豊かな生物相に達しておらず、大量の根きり虫の被害にあい、根こそぎ作物がやられる事件が・・・。ションボリ・・・なんて場面も。
やはりいい土が出来あがるには、最低でも2,3年の年月が必要だ。
対策は、見つけたら手で取り除いていく。という地道な作業だったが、こういった色々なことを乗り越えて乗り越えて、豊かな生態系(人間も含む)が生まれるのだろう。
このガーデンが近い将来、参加市民の誇りとなってくれる姿をとても楽しみにしている。


コミュニティガーデン発祥の地はアメリカ。
当初は政府の経済不況時、低所得者層に食物を育てるよう土地を割り当てたことから始まったそうだ。
ニューヨークの都市においては「グリーンゲリラ」なる者たちが、未利用地に種団子を投げ入れ、緑化していった。殺伐とした街を緑で潤わせたのである。こういった環境を美化していくことは、犯罪の減少にも繋がり、住みいい街を形成する。
今ではニューヨークに多くのコミュニティガーデンが点在する。(実物はみたことないが・・・) かなりいい雰囲気!
「ここは初め廃材だらけで、ひどかったのよ。それをひとつひとつどかして、ひとつひとつ植物を植えていって、何年もかけてここまでにしたのよ。この小屋は○○が造ったのよ。ここは○○がやってくれたのよ。」と、「作り上げる喜び」はプロや設計者だけの物ではない事を実感する。その満足げな表情に思わず引き込まれた。
しかし、この近隣住民の精神のよりどころ、生きがいともなりつつあるガーデンが、最近の開発により閉鎖の道をたどっているという話を耳にしたことがある。・・・なんとも残念な話だ。


アメリカでは、市民農園型ガーデン、病院や老人ホームの敷地内にコミュニケーション型ガーデン、アートやセラピーなどのテーマ型ガーデン、環境教育型ガーデン、ホームレス・刑務所出所者のための更生型ガーデンなどが存在する。
興味をひいたのが、フィラデルフィア園芸協会が推進する青少年層による緑化活動。
選抜された2つの高校の生徒と教員と不登校・退学した生徒などとの連携により活動しているという。

人が人にもたらす何かを「緑」を通して築き上げる、こんなガーデンが日本でも増えるだろう。

自然を知らない人々が増えている都市でのくらし。「どういう風景が美しい」のか解らないと言う。若者がステータスとしてごく気軽に協働できる緑の空間、そんな場所もあっていいと思う。


・・・しっかし、人が大勢集まる場所。100人いたら100の価値観が存在し、様々な意見が飛び交う。色々な出来事が起こる。・・・いやぁ、一筋縄ではいかない、いかない・・・。それもまた事実。人生楽ありゃ苦もあるさぁ!
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# by LIdesign | 2007-07-09 03:52 | 環境とデザイン

供えあれば憂い無し!?

この雑草見たことあるだろうか。 f0141191_10535796.jpg
この時期、日頃何気に通っている道端をよぉく目をみはって見ると、この植物が見つかるはずだ。これが、美味しく食べれる。

彼の名前は「シロザ」 (近縁に「アカザ」がある。彼女は、若葉の中央がきれいな紅紫色に色づく。シロザはこの部分が白くなる。両方食用になる。)アカザ科の一年草。ほうれん草と一緒の科に属する。
シロザの若芽、先端部分の柔らかいところ(手で折ってポキッと折れるところ)を収穫。
本当はもう少し前の4、5月の新芽が柔らかくて、美味しいと思うが、この時期でも先端の若芽は充分いける。

ほうれん草のおひたしの要領で、さっと湯がいて水に晒し、「軽く炒って刻んだ胡桃」と「めんつゆ」をあわせ、いただいた。 →→→美味しい♪
同じ科なだけに味覚は、葉がちょっとしっかりしている法蓮草のよう。
あと一品何かないかな!?と思ったら、是非シロザを見つけてみよう!
*シロザは蓚酸を含むので、必ず湯がいていただこう。多食はさけて程々に楽しみましょう。

シロザ・アカザはビタミンA、B1、Cを含む。江戸時代には、栄養価の高い野菜として栽培されていた。田畑が不作の時の救荒植物だったそうだ。何が起こるかわからないご時世。食糧がない!なんてサバイバルな場面に出くわしたら、雑草を食べてしのぐ。・・・ふふふ。これは乙な知識ではないか!

このブログでも、季節折々の「みち草料理」を紹介していきたいと思う。

・・・しかし、案外採れる場所の少なさに気付かされる。
私たちは横浜市在住だが、道端だと犬のおしっこなどで不衛生だし、車の通りが激しい所は排気ガスが気になる。公園は樹木に農薬をかけている場合がある・・・。
皆さんの身の回りで、雑草を気軽に採れる場所、どれだけ思いついただろうか???
それだけ悪環境に私たちは住んでいる。ことを実感させられる。

先人は自然と共に暮らしていた。そんな日常も、現代ではわざわざスーパーで買ったり、遠方まで足を運ばないと手にいれられない。この身近な自然との距離、なんとか縮めたいものである・・・。
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# by LIdesign | 2007-06-22 11:35 | 植物の生長・カンサツ・利用

講習会のお知らせ

『初めてのガーデニング』~感性を広げるハーブ~
私達は都市生活の中で、いつの間にか、ほんの少し植物と「距離」ができてしまったように思います。もともと身近な存在の植物。この講座では「ハーブを育てる」ことを通して、植物の生きる知恵や自然界の流れ、植物が人間に与えてくれるものなど広く学んでいきます。
私達の感性をより豊かに広げていくために、毎回実習を交え、植物に、土に、触れていただきます。ハーブを身近なものとして気軽に楽しんでいただきたいと思います。
有機無農薬栽培でサスティナブル(持続可能)な栽培方法でのご紹介。

第1回目・・・4月 「植物の住まいと食生活」
第2回目・・・7月 「植物の健康ライフ」
第3回目・・・10月「ハーブの雑草ライフ」
*通しで受講されると「栽培の基本」がひと通り学べるようになっています。


今回は、第2回目 『 植物の健康ライフ 』
「私達人間も、日頃健康に気遣いながら生活していますが、植物が病害虫に侵されず、健康でいるには、どんな事に気をつければよいでしょうか。予防医学のすすめ。日常のちょっとした手入れや考え方を知る事で、美しい庭を維持することができます。健康維持の為に「知っておいたほうが良い」ポイントを学びます。」

◆環境:「植物だってそよ風がお好き」
◆水やりのコツ:「水やり3年・失敗は成功の元」
◆手入れ:「摘芯、摘蕾、切り戻し、夏越しのコツ」
◆病害虫・「予防が肝心」「コンパニオンプランツとは」「虫を呼ぶ肥料」「自然農薬レシピ」
その他、植物の身を守る術など。

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★実習 『風邪に効くお茶』のコンテナガーデン
アメリカ先住民が古くから利用してきた「エキナセア」を使って『風邪に効くお茶』の寄せ植えを作ります。エキナセアの花は観賞としても美しく、ハーブガーデンには欠かせない存在です。さらに、免疫力強化という私たちの健康を保つ役割も備えており、実用的なハーブです。このひと鉢で、風邪知らずの生活が送れるかも!?「育てる」「観賞する」「健康の為、利用する」を体験して頂き、ハーブを身近に感じていただきます。

日時:7月2日(月)14:00~16:00
場所:ソフィアフィトセラピーカレッジ3階 

     (東急大井町線、自由が丘駅徒歩3分)
詳しくはこちら、ソフィアカレッジのHPをご覧下さい。
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# by LIdesign | 2007-06-20 02:46 | お知らせ

ソフィアフィトセラピーカレッジ 薬草園のご案内

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先日、ある学校のバルコニー空間の植栽を行いました。
場所は、グリーンフラスコ自由が丘店が入るソフィアビル。
このビルの3,4階にその「ソフィアフィトセラピーカレッジ」があります。
この学校はハーブを使った植物療法の学校で、多くの生徒さんがハーブや植物について学んでいます。

テーマは『薬草園』
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教材として使用するハーブ、32種を植栽。
各コンテナにはナンバリングを行い、それらに対応したリスト表を教室に設置し、小さな「薬草園的空間」になるようにしています。
判りやすく、興味を引くディスプレイになったかな?

教材としての移動性やメンテナンス性を考慮し、小さなコンテナによる植栽としましたが、横にズラリと数字が並ぶ楽しさや、土作りにはこだわりました。意外にも土壌は軽く扱われがちですが、植物にとっては「最も基本的な住まい環境」。以後の生長を極めて大きく左右します。良質の豚ぷん(有機無農薬飼料・無抗生物質投与)を使った完熟堆肥を使用し、化成肥料なども一切使用していません。
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植物の魅力のひとつは、「関わる事」や「観察」を通して、植物も関与者も変化していく所にあります。
もし、枯れてしまったり、病害虫におかされてしまったら・・・。それも勉強です。
この環境に合わないんだな。と、よく観察していてください。

一般公開はしていませんが、ソフィアフィトセラピーカレッジの生徒さん、ハーブリストと照らし合わせ、是非気軽に「覗いて」「触って」「嗅いで」「味わって」みて下さい。
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# by LIdesign | 2007-06-15 08:08 | 環境とデザイン

プロフィール


LIデザインアソシエイツ

自然環境、都市環境、住環境から小さな庭のデザインまで

幅広いフィールドを対象に、サスティナブルな緑地の計画・設計業務を行う。

Website : http://lidesign.jp



Staff

吉岡秀幸   hideyuki yoshioka

緑地空間と人との関係や、その利用の仕方に興味大。

デザインする事、自然環境、街や都市を考える事、植物が好きです。

人の想像を超えたところにある植物に、感性を広げてもらっている毎日。


登録ランドスケープアーキテクト(RLA)
1級造園施工管理技士


ヘルスリゾート研究所 研究員

スペースデザインカレッジ非常勤講師




吉岡智美   tomomi yoshioka

植物を育てていながら、植物に育てられていることを日々痛感!

身近な植物を生かした暮らしや空間に興味大。

外を歩けば「あの草食べれるぅ~!?」とついつい動物的本能がはたらく毎日をおくる。

化学肥料、農薬を使わないエコロジカルな園芸の普及を目指す。

「ソフィアフィトセラピーカレッジ」ハーブガーデニング講師担当。
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# by LIdesign | 2007-06-14 19:35 | プロフィール